頭で分かっていてもなかなか指でできない!
これはピアノでよくあることです。
あれ?何も感じていないのかな…と思った時、歌ってもらうことがあります。
自信満々に歌う生徒さん。
あれ?とっても上手!!
気持ちを込めてとても上手に歌えています。
「じゃあそのまま弾いてごらん」
すると、ふと力が抜けたように心を込めて弾くことができました。
頭(心)と指を連動させるのは難しいのですが、その時によく指だけで練習してしまいがちです。でも、歌ってみることはとても大切。
気を付けてもらいたいのは、きちんと音程が取れるかなと考えないことです。そんなことはどうでもいいから、思い切り歌ってみる!
そうすると、指を動かす心配がないので、感じているままに歌うことができます。
そこでうまく歌えると、心を込めることを意識できるので、次に弾いた時に指でできるのです。