フォルテは強く、ピアノは弱く、と習いますね。
音の強さのことだと思われていることが多いと思います。
もちろんそうなのですが、それだけでしょうか。音楽は感情の世界ですから、「強い」も「弱い」も色々あります。
「強い」ってどんな感じでしょうか。
力強い、荒々しい、熱い、激しい、怒り
「弱い」はどうでしょう。
寂しい、悲しい、切ない、泣く
でも、寂しくても悲しくても湧き上がる力は、「強い」になります。
こんな風に「強い」「弱い」という強弱が大切なのではなく、それをどんな風に表現するのかが最も大切です。フォルテやピアノという表記は、その表現のためであって、それを読み取って表現するのは演奏者ですね。
レッスンではそれを一緒に探しましょう。