初心者の導入期の教本はバスティンを使っていますが、それが終了するとブルグミュラー教本に入ります。
すると、一気に上手になる子がいます。
曰く、「ピアノ弾いてるみたいになった」「曲っぽくなった」のだそうです。
バスティンも、他の教本も、導入からスムーズにピアノを弾いていけるようにとても工夫されているのですが、それでも導入教本とは違う、曲として作られた教本になると、子どもでもその違いを感じて楽しくなるのでしょう。
ブルグミュラーには色々な曲想の曲が出てきますから、この曲はどんな感じの曲?どんな場面?どんな気持ちと思う?などなど、一歩踏み込んだレッスンもできてきます。
考えたり想像したりすることも多くなりますが、それがピアノで表現することに繋がってくるのです。
表現できるというのは、心で感じられているということ。
だから、楽しいのです!
こうしてブルグミュラーで次のステップへ進みますから、どんどん上達して、ピアノが楽しいなと思ってもらいたいです!